ケニア、種を蒔く

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コーヒー生活にヒビが入った

この前買ってきたコーヒー・プランジャーにヒビが入った。
亀裂が口から底まで。
ちょっと危なくてもう使えないと思う。
理由はわからないけど、まだ買ってから3週間も経ってないんだけどな。
お値段350Ksh(約300円)、高い買い物だったのか安い買い物だったのかは、
どうにも判断がつかない。



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by tanewomaku | 2011-11-30 03:28 | アイテム

サバンナの足音が聞こえる

我らがサファリ隊長、巨匠カトーさんから本を借りた。
著者本人から本を借りるという、人生で初のパターン。

タイトルは、「僕は見習いナチュラリスト アフリカ野生王国編」。
巨匠が協力隊に入る前、
マサイマラのロッジでサファリ・ガイドとして勤めていた時の記録とエピソードを綴った本である。
動物、植物、全てをひっくるめて自然が大好きな巨匠であるが、
その思いが溢れている。
マサイマラに来た理由、そしてマサイマラを離れた理由、
そのくだりを読んでいると、本当にこの人はマサイマラが大好きなんだなと分かる。
平易な文体なのであるが、
その中にも心のひだに引っかかるような文章がいくつもあり、
なんとも読んでいて引き込まれてしまった。
また、象とかライオンというスターな動物だけではなく、
どちらかというとマイナー・キャラクターな
イボイノシシにもスポットを当てているのが素敵である。
「イボちゃん」なんて名前付けをしているのも、なんとも彼らしい。
マサイマラに訪れてたことがある人なら、
サバンナの風景がひしひしと思い浮かぶことができるのではないだろうか。
今までにマサイマラに行ったことがある人、
また行ってみたい人にはお勧めできる一冊である。
友達とかご近所さんとかそういう類を抜きにして、素直にいい本だと思った。


僕は見習いナチュラリスト アフリカ野生王国編
加藤直邦著、情報センター出版局刊

ちなみに、ブログもやってたり。
僕は見習いナチュラリスト WEB編



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by tanewomaku | 2011-11-30 03:25 | アイテム

違和感なり、卒業式

先日、当シガラガラ専門学校の卒業式があった。
ケニアの専門学校は、
卒業式をやらない学校もかなりあるみたいなのだが、
当校は盛大なるセレモニーが行われた。

9:00am開始予定が1:30pm開始というのはさすがに待たせ過ぎだと思ったけど、
どうやら大臣が遅れたからみたい。
なんでわざわざこんな田舎まで高等教育科学技術省の大臣が、
専門学校の卒業式に来てるのかが不思議なのであるが、
その為のセキュリティ・チェックが普段では考えられないほど厳しく、
かなり気合の入ったイベントだとは窺わさせられた。

そんな感じで卒業式が始まり、
楽しいイベントを想像したいところであるが、
最初から最後までケニア・スタンダードの長大なスピーチのオンパレードという、
案の定の展開であった。
まあでも、ここはケニア。
ある程度はもうこんなもんだと慣れてきた最近なのであるが、
今回のイベントもまた違和感を感じてしまった。

日本や欧米の学校であったら、
学生に対する講和がきっとメインになるであろう。
「君たちは今日から世間という大海原に出る」
とか、
「あなた方はこの学校生活で何か大切なことを得たはずです」
など生徒に対する話かけがあるのが一般的だと思う。
ところがケニアでは、
「今日のゲストに感謝を言いたい」
と切り出し延々とゲストに対して謝辞を言っていたり、
「当学校の歴史は1950年に開校し、それ以来…」
と歴史かく語りき、みたいなスピーカーが出てきたり、
「我が校は、ビジネス科、科学科、ソーシャルワーク科、…」
など事実を淡々と述べる。
こんな感じのスピーチばかりなのだ。
心に響かないような話ばかりなので、
当然誰も聞いていない。
喋っているほうも聴衆のことをお構いなく喋っている。
正直な感想はグダグダ感満載。

誰の為の卒業式なんだろうね。



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by tanewomaku | 2011-11-23 02:08 | ケニア

心が重くなる

メールソフトを開いて、
いつものようにメールをチェックしていたら、
あるメールに釘付けになった。
協力隊の同期からだったのだが、
そのメールにはヘンリーが死んだと書いてある。

青年海外協力隊では、
任国に赴任する前に2ヶ月ほど国内で赴任前訓練を受ける。
主だった内容は語学と国際協力関係の講習の2本立てなのであるが、
その語学では自分は英語を必須言語としていたので、
当然英語の研修を受ける事となった。
二本松訓練所の英語受講者は、
午前は英語全般を勉強するホームクラス、
午後は専門分野の英語をターゲットとしたテクニカルクラスに分かれる。
テクニカルクラスでは、我々コンピュータ系の隊員は、
主にコンピュータに関する英語の知識、
また模擬授業や会議用のプレゼンテーション等を集中的に行うのであるが、
その担当の先生がヘンリーだった。

ヘンリーという人はなかなか変わった人で、
はじめの頃はピエロみたいな動きをして生徒を笑わせたり、
配るプリントも、
おちゃらけた遊びのような代物だったけれど、
しっかりと英語の学習教材になっていて、
なにか独特の雰囲気を持った教え方をしていた。
しかし的確なアドバイスや素晴らしい教授法、
また人柄もニュージーランド人らしい誠実な持ち様で、
この人の言うことは素直に聞いておこうと思わせるタイプの人でもあった。
仕事に関しては、まさしくプロの英語教師だったと思う。

そして個人的な思い出はというと、
最初の懇親会で始めて喋った教師が彼だった。
基本的に自分は人見知りであまり自らは話しかけない性格なのであるが、
目の前に突然金髪の男性が現れ、黙っているのもなんだか変なので、
ちょっとおっかなびっくり話したのだが、
その人がまさしく彼だったのである。
この時は、まさか自分の担当教師になるとは思ってもいなかったのだけど。
始めは適当に当たり障りのない会話をしていたが、
彼がキィウィだと知ったら、
ニュージーランドをぶらぶらと3ヶ月も放浪していた自分としては、
訪れたことがあるワイカト地方出身の彼とも共通な話題があって、
ニュージーランドの思い出話ができてとても楽しく話した。
そして自分のテクニカルクラスの担当が彼だと知った時は当然嬉しく思うことになる。
その後も、色々と英語の事とか二本松の事等、
お互い暇な時は雑談を楽しんだものだった。

ここ最近、知人や友達が立て続けに亡くなっていて、
どうしたものかと思ってしまう。
悪い流れにでも乗ってしまったのだろうかと、
なんだか暗い気持ちになってくる。

ヘンリー、お亡くなりになる1週間前までは、
まだ歩ける状態みたいだったらしいが、
突然の他界だったようだ。
ここに謹んでご冥福をお祈りしたい。


下の写真はほぼ約1年前、
アウトドアレッスンという課外授業で、
岳温泉の足湯にテクニカルクラスのメンバーで入った写真。
1年前のことだけど、つい数日前のように思い起こされる。
知らせを聞いて、この写真を引っ張り出して眺めていたけれど、
やはり心が重くなる。



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by tanewomaku | 2011-11-10 07:28 | 日常

美味しい珈琲を飲む為には

ケニアの飲み物文化はというと、
コーヒーより紅茶、
とりわけミルクたっぷりのチャイという紅茶が好まれる。
このチャイ、美味しいのだけれど、
やはりコーヒー党の自分としては、
このチャイより美味しいコーヒーに恋焦がれる。

ここケニアは、
ナイロビみたいなコスモポリタンな大都会では、
お洒落で美味しいコーヒーを出してくれるカフェやレストランが多々あるが、
地方に行ってコーヒーを頼むと、
当たり前のようにネスカフェのインスタントが出てくる。
カフェ、って名乗るからには挽きたてのコーヒーを出して欲しいのだが、
ここカカメガでは全くもってそんな店はゼロ。
1軒ぐらいあるだろうと色々と周ってみたのだが、
これが予想を裏切られ皆無な状況なのだ。
探した労力を返せと言いたいぐらい、全く持っての無駄足となってしまった。

「なんとしても美味な珈琲が飲みたい!」
ということで色々と思考を深めた結果、
自宅で挽いた豆から飲むのが一番という至極当たり前な結論にいたり、
豆とコーヒー・プランジャーを買ってきた。
豆はdormansの粗引きを選び、
プランジャーはまあそんなに高くない代物だけど、
これでいれると、
ほんのりとコーヒーの香ばしい匂いがして、
自宅で飲む分には全くの合格点。
それよりも、カカメガのカフェで飲むインスタントよりかははるかに美味しい。

ケニアもコーヒー豆の出荷量はかなりあるのだが、
残念ながら自国でコーヒーを飲む文化はそれとは比例していなく、
ポピュラーとはまったく言いがたい。
ケニアに美味しいコーヒー文化が花開くまでは、
自宅でせっせと自分で注ぐことになるんだろうな。



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by tanewomaku | 2011-11-10 07:25 | 好きなもの

熱気球に乗ってみよう

マサイマラを空から見る。
ここ、マサイマラ国立保護区では、
熱気球を使って上から大地を見下ろすことが出来る。
なかなか楽しそうだったので、
ここでもモリゾー家族と共に乗ってみることにした。

朝5時にロッジを出発するので、
ちょっときついのだが、
これも上空から朝日を見る為にしょうがない。
上空でのバランス、安全対策等のブリーフィングをやって、
いざ飛び立つ。

上空から見るマサイマラは、また格別。
風に流され見える光景は一面のサバンナとあって地平線まで見渡せる。
そんな所から太陽も昇ってきて日の出も見える。
これは贅沢以外に何者でもない。
眼下には、象やヌーの大群が見えたりして、
これまたウキウキしてくる楽しさ。

平原の朝なのでかなり上空は寒いのかと思ったけど、
熱気球のバーナーで逆に暑かった。
遠くから見てたから分からなかったけど、
こんなに火柱が上がるのね。

料金の方はUS$465でけっこう値がはり、
これもエクス・ケニア価格であるが、
マサイマラでバルーンに乗る経験は正に地球上で唯一と言っていい。
人生で1回ぐらい経験してみるのをお勧めするが、
やはりもう少し値段が安くならないかなと思ったりもしたり。



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by tanewomaku | 2011-11-03 08:11 | trip

ムパタという贅沢

マサイマラ、ここには沢山の宿泊施設があるのが、
その中でも最高級にランクされるホテルの一つがムパタ・サファリ・ロッジ。
丘の上の高台から見る光景は絶景で、
遠くから近づいてくる雨雲も臨場感たっぷりに見渡せる。
また、従業員の対応もなかなか素敵で、
話していて心がほっこりさせられる。

日本人スタッフ、日本語を話すケニア人スタッフもいるので、
あまり英語が得意じゃなくても、ここだとまあ何とかなる。
せっかくマサイマラまで来たのだから、
といってちょっと贅沢したいのなら、
ムパタはお勧め。



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by tanewomaku | 2011-11-03 07:52 | trip

夜食を取りながら深夜食堂

海外で見よう、日本のテレビ。
その2は「深夜食堂」
最近、食事をしながら見ているドラマはこれだ。

ちょうど2年前、会社から帰ってきた深夜、
ウダウダとソファで寝転がってテレビのチャネルを切り替えていたら、
最近のテレビ画面からは全く見られないようなオープニングに出くわした。
その昭和レトロ風の作りに引き込まれ、
本編まで見たのだが、何とも味わい深い作品だった。
それが初めてみる深夜食堂のドラマであったのだが、
その回はもうシーズンのかなりの後半で、
全部のストーリーは見られなかった。
なんだか惜しく、いつか見てみたいと思っていたのだが、
ビデオも出ているし、
時間も(不本意ながら)かなりあることなので、
親が視察の旅に来るタイミングで、
DVDを持ってきてもらった。

めしやのオーナー、マスター役の小林薫がなかなか渋い。
こういう役をやらせたら一品である。
また不破万作のあの客はまさに原作のまんまだから、
不破をイメージしてあのキャラクターを作ったのかと思う。
また、安藤玉恵、でんでん、おかだ森魚、風間トオル、オダギリジョーなど、
渋めで確かな俳優人が出演しているのも魅力。
またもう一方の主役である毎回毎回出る食事は、
ウィンナー、ねこまんま、ポテトサラダ、カツ丼、焼きそばと、
普段食べるような食事なのだけれど、
ケニアで見ていると涎が出てくる。
ストーリーもほろ苦いというか、味が染み出ているというか、
最近、涙腺が弱くなったこともあり、
2回に1回はなんだか涙ぐんでしまう作品だ。

心も小腹も満たしたい人には確かにお勧めの作品。
現在日本ではパート2が放映しているらしいので、
帰国した時に見てみたい。


「深夜食堂」公式サイト



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by tanewomaku | 2011-11-03 07:33 | 日本

ケニアでどうでしょう

海外生活をしていると日本の物が恋しくなったりする。
食事、服、音楽、その他諸々。
その中の1つにテレビ番組がある。
日本で一人暮らししていた時はテレビは持っていなく、
また実家にいた時もスポーツか旅番組しか見ていなかったのだが、
日本が恋しいのか、ケニアに来てから日本のテレビ番組をよく見るようになる。
確実に日本に住んでいる時より見ているのだが、
ここ最近見ているテレビ番組を紹介してみたい。
というわけで、海外で見よう、日本のテレビ。その1。

1ヶ月ほど前までは伝説のお笑い番組、
「水曜どうでしょう」
をよく見ていた。
名前を知っていたのだが、
こんなに面白い番組だとは思わなかった。
悔しい、もっと前から見とけばよかった。
今は全国で人気の大泉洋が大ブレークした作品である。
基本路線は男4人で旅をする番組なのだが、
目的地ではなくその途中の過程にスポットを当てている。
その道中記が凄く面白い。
お笑い番組の中では一線を越した出来である。
この番組、北海道の放送局、HTBが製作で、
関東ではテレビ朝日系列なのだが、
拗ねてるのかテレビ朝日の地上波では放送していない。
全国でかなりの視聴率を取っているので、
関東でもオンタイムでやってくれよと思ったものであるが、
こうして今、ケニアで見ている次第である。


「水曜どうでしょう」公式サイト



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by tanewomaku | 2011-11-03 07:30 | 日本

またまたマサイマラ

視察の旅のクライマックスはマサイマラへ。
マサイマラ国立保護区には8月に行ったばかりなので、
2ヶ月でまた訪れたことになるが、
今回は前回のセケナニゲートとは違い、
こじんまりとしたオロロロゲートからの入園となった。
でも、やはりマサイマラは別格である。
動物王国ケニアの中でも最候補だ。
チーター、ライオン、キリン、象、ヌー、バッファロー、
と挙げればきりがないほど色々な動物に出くわす。
今回も様々な場面に出くわし、
ライオンがヌーのハンティングをしているが失敗し逆にライオンがヌーに追っかけられていたり、
あまり見ない光景であるオスライオンが群れていたり、
また、木登りチーターに出くわしたりと、
ハイライトの連続であった。
こんな場面に出くわすとはラッキーな訳で、
やはりサファリ運はついているかも。



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by tanewomaku | 2011-11-02 09:33 | trip