ケニア、種を蒔く

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ウェスタン農業展示会

土曜日、カカメガのタウンで開かれた農業展示会に行ってきた。
年に一回この時期、ウェスタン州の農業関連団体が一堂に集まる一大イベントである。
今年は6月23日から6月25日かけて行われた。
我が協力隊の先輩隊員が所属、または協力している、
KWS(Kenya Wildlife Service)とKFS(Kenya Forest Service)が出展するということで、
それも楽しみに待っていた。

来る前はけっこうこじんまりとしているのかなと思っていたのだが、
これがいい方に裏切られて、なかなかの人手。
入場にも行列ができていた。
敷地もかなり広くて、どのぐらいだろう、
明治神宮ぐらいの広さはあるのかな?



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展示もしっかりしている。
農作物の展示品はエーカー当りどのぐらいの利益を出すかを表示していたり、
また畜産用のブースもきちんとした飼育施設も色々種類があって面白い。
また即販会も行われて、マメやら乳製品、特産品の蜂蜜等が売られていた。
ちなみにカカメガの特産品はあまり有名なのはないのだが、
蜂蜜はフォレスト・ハニーといってサラサラの食感が売りだそう。
自分が行った時には既に売り切れだったので、
今度見つけた時は手に入れてみたい。
サラサラとしたハチミツとはどんな味?



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そしてKWSとKFSのブース。
まずはKWS。
展示内容は基本的にカカメガ・フォレストの紹介であるが、
人がちらほらといるけれど混雑をしているほどでもない。
所属のカトーさん曰く、
去年のKWSは豹やチーターの燻製を持ってきたりしてやる気があったそうだが、
今年はガラリと変わりあまりやる気がないのだそう。
カトーさんが金曜に来てみたらブースがあまりに閑散としていたので、
急遽カカメガ・フォレストにいる動物の写真のスライドを作成して、
土曜に張り出した、みたいな応急処置をする羽目になったとか。
ちょっと残念感が漂う感じだったけど、
この日は子供達がそれなりに食いついていた印象なのでなんとか面目は保ったか。
一方、KFSのブースは大盛況。
ドラム缶を利用して農業廃棄物から炭を作るという展示だったのだが、
これがかなりの人気。
けっこうな人の関心を惹いていて真剣な問い合わせもちらほらと。
ケニアも都市部ではけっこう収入が向上してきたが、
農村部ではまだまだ厳しい。
こういうちょっとした技術で収入が得られるのは、
農家の人にとっては喜ばれる。
外貨の3分の1を農業で稼いでいるこの国は、
農民の人口もかなりいるはずなので、
うまくやればそれなりに需要が見込めるんじゃないかな。
なかなかのアイディアだと感心した。
まさしく"THE協力隊"という活動じゃない。
さすがアベコ、自分も見習わなきゃね。



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農業展示以外にも、
移動遊園地みたいなアトラクションもあって、
こちらもなかなかの人手だった。
子供も大人もわんさか。
その中のアトラクションの一つに人魚がいるという芝居小屋があったけど、
これが何ともいえない風情があった。
たぶん昭和40年代ぐらいの日本までだったら通用するかもしれないネタだったが、
さすがに現代のケニアでもアレは厳しいと思う。
ここは敢えてネタは明かさず写真ものっけないでおきたい。
興味がある方は、ぜひケニアまでお越しください。
また、ここの近くでラクダ乗りがあったのだが、
なぜかこのラクダに気に入られてキスをされたりまとわりつかれた。
何でだろう?


年に1度の農業展示会。
カカメガで一番の賑やかな時なのかもしれない。
面白かったので、来年も行ってみようかな。



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by tanewomaku | 2011-06-26 19:53 | 日常

Nakuru NP snap

ナクル国立公園で出会った動物たちをちょっとだけ紹介。
他にもクロサイやシロサイを筆頭に色々と出会う。


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by tanewomaku | 2011-06-23 07:40 | trip

腐った雑巾を食べた

ナクルツアーの途中、
昼ご飯にエチオピア料理を食べてみた。
エチオピア料理の中でも有名なのはインジェラ。
この料理、をピザ生地みたいに伸ばして発酵させるのだが、
(6/24訂正:コメントにある通り、原料は米ではなくテフというイネ科の穀物でした。ごめんなさい、ということで修正)
日本にいる時に出会った、エチオピアに派遣されたという協力隊OBが言うには、
腐った雑巾のような味だ、と言っていた。
なんだ、腐った雑巾って?
というわけで興味津々だったわけだけど、
実際食べてみた感想は、確かにすえた味というか酸っぱい。
酸っぱいもち米みたいな感じかな。
見た目はクレープみたいなんだけどね。
不味くはないんだけど、いっぱいは食べられなそう。
もちろん毎日は無理だな。
ここのインジェラは本場よりマイルドな味付けにしているそうで、
本場はもっと強烈みたい。
エチオピアに行った暁にはぜひ本場の味を食べれるかどうか試してみたい。
またミックスジュースというマンゴーやらアボガドやらをミックスした代物も飲んでみたけど、
こちらも不思議な色と味。


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by tanewomaku | 2011-06-23 07:10 | 海外

ナクルにおいでよ

先週、週末を利用してナクルに行ってきた。
ナクルはケニアのちょうど真ん中にある都市で、
人口36万人、商業を中心としてかなり発展した街。
ちなみにナクマットというケニアにあるスーパーマーケットは、
ここで起業したマットレス屋さんが起源。
だから店名もナクマット(NAKUMATT)。
ここ、ナクルを中心として周りに色々と国立公園やアクティビティができるのだが、
今回はその中でもメジャーなナクル国立公園とメネンガイ・クレーターに行ってきた。
ナクル国立公園はフラミンゴで有名。
雨季のこの時期、最も頻繁に見られるということなので、
このタイミングで行ってみたのだが、
予想に反してペリカンの大群と出会えた。
数万匹はいただろうか、圧巻。
こんな大群の動物は見たことはなかったのでかなりの驚き。
そして肝心のフラミンゴも見れたけど遠くの方にちらほらと、だったかな。
またケニアに来てから初のライオンを見ることができた。
ちょうど朝の狩りを終えてグダーっとしているところだったけど。
これもなかなかの感動だった。
他にもバッファロー、シロとクロの両サイ、キリン、バブーン、ガゼル等
結構な種類の動物達が見れた。
こんなに見れるのはなかなかないとのことなので、
かなりラッキーな日だったみたい。
日頃の行ないが良かったのだと信じたい。
素直に嬉しい。
その後、メネンガイ・クレーターへ。
ここはアフリカで2番目に大きいクレーターらしい。
うん、なかなかの絶景。
この雄大さの全貌はカメラに収めるのはちょっと無理。
火山の火口跡とのことらしいけど、まだ活火山なのかな?
煙が辺りで上がっているのが見える。
このロケーションを利用して遠くで地熱発電もやっていた。
観光は1日だけだったけど、全体的に大満足なナクルツアー。
アレンジしてくれた先輩隊員のみうに感謝!


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by tanewomaku | 2011-06-23 05:01 | trip

電気代未納で停電

我が家の電気が先週止められた。
前に聞いた話だと、家が学校の敷地内という事で、
電気代は学校持ちという話を聞いたと思っていたのだが、
実は自分で払えということだったらしい。
まあ自分で払うのはいいんだけれど、
電力会社のケニア・パワーの料金徴収員は一回も来てないし、
請求書も見た覚えがない。
(後から聞いた話だと学校の事務方で止まっていたとのこと、まったく…)
その電気料金は実費だから自分で払いに行かなきゃ駄目だよと、
学校の電気技師、エリウッドから聞いたのは月曜日。
一緒に行ってあげるよ、とのことだったのだが、
ここは当然ケニア人、当然何回かすっぽかされている内に、
木曜日にいきなり電気が来なくなった。
夜になっても電気が来ないなー、いつまで停電しているのか、
と思って周りの家を見てみたら煌々と明かりがついている。
どうやら電気を止められたみたいだとようやくここで認識した次第なのだが、
周りは明かりがついているのに自分家だけ真っ暗というのはなんとも悲しい。
翌日の金曜、授業が終わってすぐ、
エリウッドを連れてカカメガのタウンにあるケニア・パワーに直行。
そこでなにやらよくわからぬコーディネーターに料金を見積もってもらったわけだが、
移り住んだ2月からの4ヶ月分が未納となっていたわけで、それが約9,500Ksh。
げっ、こんなに高いの?
自分が来る前に住んでいた人も何か月分滞納していたみたいなのだが、
それも含まれてるんじゃないのかと勘ぐったりして聞いたみたけど、
その分はきちんと金額を引いてあると言っている。
そして電気の再接続料が3800Kshとのこと。
なんだそりゃ?
マジかよ、やられた。
どこも電力会社はお役所的なのか、
これらの料金を払わない限り絶対に接続してあげないからということらしいので、
渋々支払うことに。
思いっきりしょうもない出費をする羽目になってしまった。
「そんな商売しているといつかしっぺ返しが来るぞ!」
と言ってやりたかったけど、そんなスワヒリ語は知らない。
悶々としながら電力会社から退散した。

ケニアのことだから1週間ぐらいは電気を使えないと思っていたのだけれど、
なんと驚くことにその日の午後にはケニア・パワーの職員が来てくれて、
電気をつないでくれた。
金が絡んでもなかなか事が進まないこの国としては、異例の速さでの回復ぶり。
やればできるじゃないのケニア人、とこの時はさすがに見直した。
工事をしているところを見ていたのだけれど、
どうやらワイヤーを人力で切断していたみたいで、
それを手でまたつなぎ直していた。
5分もかからなかった作業だったけれど、
この力技、危なくないのかな?


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by tanewomaku | 2011-06-23 04:56 | 日常

快心のミートソース・パスタ

本日作ったミートソース・パスタが快心の出来栄えだったので、
思わずブログにアップ。
一口食べてにんまり。
マッシュルームが素晴らしい演出をしてくれた。
美味しく作れるようになると励みになるね。
更なるキラー・レパートリーを習得する為にまだまだ精進。


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by tanewomaku | 2011-06-16 04:09 | 日常

「もっと食え」という名のビスケット

ケニアで食べるお菓子はどんなものかと思って、
色々と試しているここ最近。
そんな中、予想を遥かに上回る華麗なるお菓子に出会えた。
カカメガに住んでいる先輩隊員から教えてもらった、
"EET-SUM-MOR"というビスケット。
スペルは変えてあるけど、
直訳すると「もっと食え」みたいな、なんともストレートなネーミングだ。
しかしこれがすばらしく美味しい。
南アフリカ産のビスケットであるが、
食感はやわらかく、味はまろやか。
日本で買っても美味しいビスケットとして充分通用すると思う。
でも残念なことに、ネットで調べる限りは日本では売ってないみたいだけど。
どうやら流通しているのはアフリカのみ、それも東アフリカだけなのかな?
この辺はちょっと曖昧。
そして味がハイレベルだけあって、いいお値段がする。
ナクマットで1箱205Ksh(ケニア・シリング)もするので、
日本円に直すとだいたい200円ちょっとか。
ちょっとお高めな価格設定だけど、最近は小腹がすくとよく食べている。


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by tanewomaku | 2011-06-13 06:34 | 日常

メイド・イン

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このホワイトボード・マーカー。
日本じゃあまり見かけないパキスタン製。
めずらしかったので写真をパチリ。
途上国の物流ってどうなっているんだろう?
研究してみるのも面白いかもね。


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by tanewomaku | 2011-06-09 02:20 | アイテム

大人の指差し確認帳

何度も触れているけど、ケニアは犯罪率が高い。
寝込みを襲われるようなことも結構ある。
実際、ケニアのJICA関係者や青年海外協力隊員も、
夜、寝ている間に忍び込まれたり、
また留守中空き巣に入られたりする事が、
少なからずあるみたい。
日本に比べると遥かにこういった犯罪に遭う率が高いわけで、
いやがおうにも防衛意識が高くなってしまうのだが、
そこでケニアのJICA事務所、防犯のための指差し確認なるものを全員に配っている。
このチェック項目を見て、念には念を入れて安全には気をつけましょうね、ということだ。

では自分の場合、実際に指を刺して全部を確認しているかというと、
そこまではやっていないのだが、
寝室のドアにこの指差し確認帳を貼っているので、
寝る前、部屋の鍵をかける時にこれがいやでも目に入る。
その時に頭の中で一応全部の項目を反芻しているから、
まあ大丈夫だろう、と勝手に思っている。

以前、外に張ってあった洗濯ひもを盗まれた時、
「あーあ、盗られちゃった」
で済んだけど、
さすがに家の中にあるものは盗まれたくない。
この確認帳が、ケニアにいる時のお守り札となってくれれば、
なんとも嬉しい次第である。


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by tanewomaku | 2011-06-09 02:18 | 日常

虫食い算で紛糾す

先日、生徒に虫食い算をやらせてみた。
DDRメモリーの転送速度の計算なのだが、
これが見事に紛糾。
問題文の一番上の例を見て、それを応用すれば残りは解ける問題なのだけれど。
どういうことかというと、
  standard name:DDR-200
  module nmae:PC-1600
  memory clock(MHz):100
  I/O bus clock(MHz):100
  data rate:200
  Peak trasfer rate(MB/s):1600

を例に出すと、この例の意味が分かれば値が変わっても全てが計算で出せる。
式にすると、
8byte(メモリーの一回の転送量)×memory clock(1秒間のメモリー周波数)×1回の周波数で送れる回数
これがメモリーの転送速度となるPeak transfer rateである。
ちょっと補足すると、
data rateが(memory clock)×(1回の周波数で送れる回数)、となる。
これが分かれば鬼に金棒なはずなんだけど、それが、なぜだか生徒は分からない。
説明してもわかってもらえない。
うーん、と困った状態になってしまった。
こういう計算ってやったことないのかな。
逆算とかちょっと考えればわかると思ったんだけど。
これもケニアの暗記中心の勉強方法に問題があるのか?

また四捨五入もいまいちわかっていない。
1から4までが切り捨て、5から9までは切り上げ、
と言っても、食って掛かってくる生徒もいて、
えー、なんで? と思ってしまう。
ちょっとこれには驚いてしまった。

30分もしないで終わるだろうと授業を始める前には思っていたけど、
まるまる1コマ使ってしまった。
途中、生徒同士が口角泡を飛ばして論議し始めて、さながら討論バトルに。
普段は大人しい生徒達なので、白熱したのはまあ良かったのだが、
完全に読みが甘かった。
日本人の教育システムを前提として講義を始めると、
生徒の学力の差がありありと出てしまって講義にならない。
生徒の学習の背景を踏まえて、講義を進めなきゃいけないと痛感した1日だった。
こんなところにも、異文化理解ってあるんだな。


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by tanewomaku | 2011-06-07 07:29 | ケニア