ケニア、種を蒔く

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放浪は成田から始まる

これからしばらくアジアへがっつりコミットメント。
積年の悲願だったインド放浪へ
用意しているものは、バンコク経由デリー行きの飛行機チケットだけ。
アメーバ赤痢ぐらいなら余裕で感染しそうな緊張感がたまらない。

血沸き肉踊るようなほとばしる感覚。
渾身のインド放浪を始めよう。

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by tanewomaku | 2010-07-19 10:08 | 海外

ボールパークへようこそ

昨日は久々に、高校時代からの友人達と横浜スタジアムへ野球を見にいく。
横浜対中日戦。
スタジアムなんて何年ぶりだろう?
うん、やっぱり野球場で生で見るのは気持ちいいね。
楽しく応援応援。
中日より多くのヒットを放つも、凡退ばかしで空しく横浜敗退。
今シーズン2回目の5連敗。
今年も弱ぇよ・・・

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今日の一曲
Franz Ferdinand - Take me Out
フランツをスターダムに押し上げた一曲だが、
劇的な後半へのスローテンポになる変調は鳥肌もの。
スコティッシュ・ロックの偉大な系譜か。

恋人にどこかへ連れ出してと言ったら野球場に連れて行かれた人は、こちら
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by tanewomaku | 2010-07-07 05:38 | activity

写真のちから(上)

先日、都写美(東京都写真美術館)に行ったのだが、
久しぶりに魂を揺さぶられるような写真展と出くわした。
それも2つも。
まずは一つ目、古屋誠一の「メモワール.」から。

1970年代、静岡県生まれの写真家、古屋は20代でヨーロッパに渡る。
美しい妻、クリスティーネ。
彼女とはオーストリアで知り合い、結婚。
その彼女のポートレートを中心に据えたのが今回の写真展だ。

彼らの結婚生活。
旅の途上、日常、子供への愛情。
幸せな日々が溢れていた。
そんな素敵な毎日が、サソリの毒とでも言おうか、
ふとしたきっかけで彼らに暗いものが漂いはじめる。
禍々しい存在が彼女に致命的な暗黒をもたらしたのだ。
だんだんと精神が蝕まられていく様が、なんとも痛ましく写真には刻まれている。
そして、重くて暗いストレスが頂点に達した時、
クリスティーネは東ベルリンの高層アパートから投身してしまう。

会場では、印象派の絵画のようなポートレートが壁面に並ぶ。
ただし順序は逆だ。
命を絶つ直前からだんだんと出会った頃へと、時間的には逆方向へ流れていく。
そのことが、いっそう見る者の心を鷲づかみにするような訴求を与える。
彼女の死後の空間は、
古屋にとって、存在していなければならないものが存在していないという事実に、
困惑していることが写真から滲み出ていた。

愛している者が病み、そして失った悲しみを古谷の眼差しから感じ取る。
それは、閲覧している我々にとっても苦しい作業に他ならない。
が、なのにどれをとっても写真が素晴らしい。
見ている間、壮絶な写真をかくもこんなに美しくカメラに収めることができるのかと驚嘆した。
どうしてこんな素晴らしい写真を撮れるのだろう?
写真とは、被写体がどんな状況でも克明に記録できるという、
当たり前だが根源的な残酷な事実を改めて思い知らされる。
写真家で生きていくという人生を選んだ人間は、
生半可な精神では決して続けていくことができないのだ。

壁面の案内にも使われている伊豆の写真、心がとても締め付けられる。
やるせなかった。


古屋誠一 「メモワール.」
7/19(月・祝)まで 東京都写真美術館

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by tanewomaku | 2010-07-04 02:23 | 日常