ケニア、種を蒔く

ドドマの日本人

8月に行ってきたタンザニアのお話。
ドドマで数十年タンザニアに暮らしている日本人が経営しているお店に行ってきた。
名前はツバキさん、元協力隊員で、
1970年代前半から約6年間も協力隊で活動していたそう。
昔は今と違ってもっと何もかも大らかだったそうで、
ここ最近の協力隊は活動を延長するにしても、
理由もJICAが認める理由でかつ配属先もきちんと説明できる理由じゃないと、
なかなか延長は認められないが、
当時は本人がいたいといったら活動先がOKを出せば簡単にできたそうで。
それも延長も何回もできたのだそうだ。

そんな彼女はもう40年近くタンザニアに在住している。
そしてドドマに来たのは20年ぐらい前。
ここでバオバブの実から油やら石鹸を作る会社を立ち上げたのだが、
最近タンザニアでもちょっと人気のお店となっている。
100%天然バオバブの実ということで、
健康やお肌にいいとタンザニア全土で評判になっているのだそうだ。
どうやら数年前に開催された展示会で、
彼女のお店が優勝してそれから火がついたらしい。
店の前に立っていると、
引っ切り無しに人がやってきて、
色々な商品を買ってゆく。
どんどんど品切れになっていってしまった。

ここの製作過程も見せてもらったけど、
たしかにずーっと稼働中。
みんなせっせと働いている。
品のバオバブの実はこの辺一帯は豊富にあり、
原材料としては安いしすぐに手に入る。
油を絞りそのカスが大量に積まれていて、
それからも人気のほどが伺える。
この商品、欧米や日本で売ったらかなり高価に売れるのではないかと思うが、
あまりその気はないみたいらしく、
あくまで地元というかタンザニア人の為に売りたいのだそうだ。
なるほど、さすが協力隊あがり、一本筋が通ってるというか。
「協力隊から数えて40年近くいるけど、ようやく最近やりたいことができてる」
と言っていたのが印象的だった。
自分も今協力隊員なので、なにかとても共感できるような彼女の笑顔だった。



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by tanewomaku | 2012-10-12 05:07 | 海外