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ケニア、種を蒔く

ナクマット・ザ・ライフライン

ここシガラガラで食材を買うとしたら、
小さな雑貨屋や商店、または青空市場ぐらいしかない。
これらの食料品売り場、
野菜はまあ大丈夫そうだなと思えるのだが、
ハエがぶんぶんとたかっている肉売り場なんかを見ると、
どうも肉系はこの村で買う気にはまだなれない。
また米、パスタ類の炭水化物系の食材は見たこともなく、
当然、お菓子やフルーツジュース類等は手に入るはずもない。
ここ、シガラガラで自分が買うとしたら、パン、野菜、果物ぐらいか。
このような限られた食材だけでは料理のレパートリーに広がりを持たせるのも厳しいので、
必然カカメガの中心街にあるスーパーマーケットまで買出しに行くことになる。

ケニアのスーパーはNakumatt(ナクマット)とUCHUMI(ウチュウミ)が二大メジャー。
ここカカメガにはNakumattが町外れに君臨している。
日本のスーパーで例えるなら、Nakumattはお店に清潔感があるイトー・ヨーカドー、
UCHUMIは垢抜けない雰囲気からなんとなく生協みたいなイメージだ。
いや、だからといってUCHUMIや生協が駄目と言っているわけではなく、
逆に庶民的な雰囲気があって近くにあった時は自分もよくお世話になった。
しかし残念ながらカカメガにはUCHUMIの店舗は無いのでNakumattによくお世話になっている。
このカカメガのNakumatt、2010年3月頃にできたらしいのでまだ1年ちょっとしか経っていない。
それまでは小さめな売り場面積のスーパーぐらいしかなかったらしいのでかなり助かった。
ここの売り場は日本のスーパーと同じぐらいの品揃えで大抵のものは手に入る。
調味料等もかなりの種類揃えており、
インド人が多いケニアではそちらエスニック系の食材も豊富だ。
また店員もかなりしっかりしていて、
レジでお金を支払った後"Thank you"なんて言われたりする事もたまにある。
(ケニアに来たことがある人ならこのことがどれだけ凄いことがお分かりだろう)
ただし、地域によって微妙に商品構成が異なっていて、
マヨネーズやインスタント食品等の銘柄が少なかったり違っていたりする。
地域によって構成が違うのは仕入れの関係からいってもしょうがないのかもしれないが、
ナイロビではあった物がカカメガでは売っていなかったりするので、
あの時買っておけば良かったと後悔している品多数。
その辺の見極めを磨くことが、どうやらこれからの生活の質を向上させるポイントのようだ。

そういうことで、このNakumatt。
我々外国人がカカメガで生活するにはとてもありがたい存在である。


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by tanewomaku | 2011-04-24 17:27 | ケニア