IE9ピン留め

ケニア、種を蒔く

ムファンガノアイランド

ビタの町から目の前にムファンガノ島が見える。
この島はビクトリア湖内でもかなり大きい方の島で、
ケニア域内では最大の面積を誇る。
ビタに着いた翌日、この島に渡ってみた。

ビタからムファンガノ島は乗り合いボートで約1時間の距離。
朝9時に出発、途中他の島を経由する。
島内の雰囲気はいたってのんびり。
まるで「Dr.コトー診療所」に出てくる古志木島を更に
なんにもなくした感じである。
素朴だが、みんな楽しそうにこちらに手を振ってくれるのが印象的である。

島に行った最大の目的は壁画見学。
数百年前に描かれたそうなのだが、
この壁画まで案内をしているのは、
ムファンガノ島のコミュニティ支援をしているジョージさん。
壁画ツアーの参加者から得た寄付金をコミュニティに落としている。
ほぼボランティアの無収入でやっているみたいなので、
なかなかの苦労をしているはずであるが、
それを億尾にも出さずプロフェッショナルなガイドとして、
我々を案内してくれる。
ここの壁画説明がないと何を意味しているのかさっぱり分からないので、
ジョージさんの説明はやはり理解に役立つ。
この壁画、みんながピグミーの壁画というので、
てっきりピグミー族と何か関係していると思っていたのだけど、
そうではないみたい。
説明を聞いていたら全くピグミー族とは関係ないみたい。
何故にピグミーの壁画と呼ばれているのだろう?
彼も何でピグミーと呼ばれているかは分からないそうである。

壁画見学が終了した後、
コミュニティ支援の一つである、
プライマリー・スクール(日本でいう小学校)に訪れ、
校内を見学させてもらったが、
設備はやはりあまり整っていなかった。
寄付金で設備の投資、また教師の給与を賄っているが、
それでも運営は厳しいらしく、
イタリアからのボランティアも派遣してもらっているとのこと。

約1日のツアーであったが、
真夏とあって日差しも強い。
湖面からの照り返しもあってかかなり焼けてしまった。
ビクトリア湖、海とはまた大海みたいな感じで、
一味違った島ツアーをしたい方は、
ぜひムファンガノ島へ。
宿泊施設も超高級ロッジが島の裏側で営業している。























# by tanewomaku | 2012-02-03 05:27 | ケニア | Trackback | Comments(0)

湖畔の町へ

ケニアにはアフリカ最大の湖ビクトリア湖がある。
このビクトリア湖、ウガンダとタンザニアにも跨っていて、
世界で3番目、アフリカで1番の大きさである。
このビクトリア湖沿いで一番大きな街はキスムなのであるが、
キスムから見るビクトリア湖はなんとも汚い。
大きな工場の排水や住宅からの生活排水が垂れ流しであり、
またこの時期には蓮が大量発生していてか、
湖畔一面を覆って湖かどうかよくわからない状態になる。
なのでもっと綺麗なビクトリア湖を堪能したいというわけで、
先日、先輩隊員も赴任しているビタという町に行って来た。
このビタという町、半島の付け根に位置している。
キスムから向かうと途中、
ルアンダ・コティエノとビタの間をフェリーで渡るのだが、
ここから湖面はまさしく海そのものだった。
なにせビクトリア湖は九州の約2倍の大きさもあるので、
対岸が全く見えない。

昼頃に到着した後、
隊員の活動場所や町をぶらぶらと散策してゆっくりと過ごす。
ビタはビクトリア湖畔に広がる漁業の町で、
長閑な風景が連なる。
道路も未舗装でその脇を露天が賑わっていたりする。
またここ、マラリアなどの熱帯の病気に関する研究所もあり、
icipe(International Centre of Insect Physiology and Ecology)という研究所も設置されている。

またお昼に食べたティラピアが何とも美味い。
きっととれたてなのであろう。
さすが湖畔の町である。

夕方、湖畔から沈んでいく夕日を眺めたがなんとも綺麗だった。
この町の場所がちょうど赤道近辺なので、
太陽の沈み方もはやく、また色の遷り変わりもダイナミック。
思い出に残るような景色だったな。

案内してくれたはなちゃん、どうもありがとう!
















# by tanewomaku | 2012-02-03 05:15 | ケニア | Trackback | Comments(0)

新世界へようこそ

"Karibu(カリブー)"とはスワヒリ語で「ようこそ」という意味。
逆に送り出す時は"Kwaheri(クワヘリ)"で、
こちらはもちろん「さようなら」。
12月に、ちょうど自分達より1年前に来た隊次のクワヘリ・パーティーをしたのだが、
今度は1年後の隊次のカリブー・パーティーを今月は行った。
見ているとまだケニアにもなれてないようで、
なんだか初々しく感じられる。
1年も経つとこれが何とも廃れてくるが。
そう、自分もあまり新隊員気分が抜けきれてないけど、
実はもう1年も経ってしまっている。
本当、時間が経つのははやいものだね。
1年間のアウトプットはというと、
これが恥ずかしくなるほど何もないので、
穴に入りたくなる気分になるが、
まあ過ぎ去ってした出来事はもうどうにもならないので、
無理やりでもこれからのことを思うことにしたい。
途上国、それもアフリカにこれから2年間暮らすわけで、
自分と同様、彼らも色々なことを経験し思うことも多々あるだろう。
お互い、ケニア生活において何かしらいい影響を及ぼしあえればな、と思う。

新世界へようこそ!




# by tanewomaku | 2012-01-28 04:00 | ケニア | Trackback | Comments(0)

馬の耳に念仏、でもない

ターム開始前には毎回行われる学科職員会議。
ここで毎回の期間ごとにあるイベントや懸案事項を話し合うのだが、
今までの経験上だと、
イベントの通達をまずダラダラと説明した後に、
懸案事項の話し合いがもたれる。
そこでみんな自分が好きなことを言って終わり。
解決案もなければフィードバックもされなく…、
というパターンが常だった。
これじゃあなんだかなぁ、という感じになってしまう。
というわけで今回も出席するには気分が乗らず、
重い足取りで会議場所へと向かったのだが、
今回はちょっと様相が違っていた。
今年度から新しい教師が3人入れ替わったことが関係していてか、
ちょっと今までとは空気が違う。
おっ、今回はちょっとなんか違うぞと思い始めたのと同時に懸案事項の話し合いになった。
その話し合い時、
ある先生が椅子と机が足りないという話をしてきた。
実はICT学科のほとんどの教室で全生徒分の椅子と机が用意されていない。
なので毎回、誰かが椅子をシェアしたり机の上に座って授業を受けている状態なのであるが、
さすがにそれでは生徒が可哀想だと思っていた。
なので、
前から自分が何度も教室に生徒全員分の椅子と机がないから用意してほしいと言ってきたのに、
ああそのうちね、みたいな煮ても焼いても食えないのらりくらりな対応をずっとされていたのだが、
今回、その先生もこの事を取り上げてくれて自分が驚くのと同時に、
周りの先生達もそうだそうだということになり、
新しい机と椅子が導入される見通しになった。
なにか嬉しく感じた瞬間である。
実際新学期が始まったら自分のクラスの教室には椅子も机も人数分揃っていた。
言い続けているといいこともあるもんだね。

また今回の会議では他にも色々と提案をなされていたので、
それが今タームはどんな方向に進むのがちょっと楽しみ。
その一つとして、
自分が担当するハードウェアクラスに重点対策措置が取られるみたいだが、
その話はまた今度。




# by tanewomaku | 2012-01-21 04:54 | ケニア | Trackback | Comments(0)

活動半ばの報告書

青年海外協力隊の義務の一つに報告書を2年で5回出す、という話は以前にも書いた。
この前、ちょうど任期の半分である1年を経過した時点で提出する3号報告書を書き上げた。
この1年を振り返ってみてどうでしたか、みたいな内容であるが、
活動に関する部分の内容を今回載せてみた。
ブログではあんまり活動内容のことを書いていないので、
普段はどんな仕事をしているんだという一端をお見せできれば、という所存。
コンピュータ系の仕事をしているので内容はちょっと技術より。


活動の進捗状況
ハードウェアメンテナンスコースの授業をメインの活動として行っている。クラスに対する活動では落第者を出さずに学年度末を終えたのが最低限の仕事を果たした感がある。ただ、次章でも述べるがシラバスの内容が最後まで終わらなかったので、学生に対し申し訳ない事をした。
 PCラボのネットワーク構築では、当校にITの専門技師であるテクニシャンがいるので、彼をメインとし問題があればヘルプするというスタンスで進めているが、如何せんLAN(Local Area Network)用ネットワーク機器(スイッチ、ケーブル、ラッチ等)が注文してから3ヶ月経っても届かない為に進捗が無い。
 また副教材の質問集に関しては、色々と情報を足していっていたら完成が見えなくなってしまっているので、適度な内容で切り上げにして完成とさせたい。
 ICT学科の同僚とは基本的に良好な関係であったと思うが、彼らに何かしらのインパクトを与えたり、現状を改善するような何かを伝えたかと言われると疑問である。執筆者としてはこれを反省と捉えて、これからは対立する事があるかもしれないのだが、もっと学科の同僚達とは色々な事に深くコミットメントしていきたいと考えている。



着任後1年時点の活動結果と課題及び課題に対する解決案
着任当時、本学校長またICT学科共に授業を担当して欲しいという事だったので、ハードウェアメンテナンスコースの授業を担当することになったのだが、ただしかし、ほぼ1年を通して授業をしてみた結果、シラバスの内容を全て教えるには至らなかった。これは授業内容と授業時間のバランスが問題であるが、2012年1月から始まる次年度では、教える内容の見直しを行なう。具体的には①基本的知識、②今後の技術動向、③ケニアでよく見受けられる技術的問題、この3点に重点的にフォーカスしていく予定である。しかし年度末にシラバスに沿った最終試験があるので、そのバランスの兼ね合いを慎重に考慮しないといけない。
 また他に、現状の課題としては実習の少なさがある。使用できる教室が少ない、機器が壊れている、またそもそも学校に存在していないというのが理由であるが、解決策としては、修理部品の購入、また新しいPCを導入、また接続機器の購入等が考えられる。学校側で予算がついていて、これらの中では幾つか購入、または購入予定であるのだが、実際には現物がまだ届いていなく、これもスケジュールどおり行かないという問題例の一つである。




# by tanewomaku | 2012-01-21 04:16 | ケニア | Trackback | Comments(0)

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